太りやすい理由の一つに、女性ホルモンの低下が挙げられます。
女性ホルモンのエストロゲンは脂質代謝に関連するもの。コレステロールを適切に調節してくれているのをご存じですか?
閉経してエストロゲンが減少すると、悪玉コレステロールが上昇しやすくなります。それに伴って、食生活や年齢因子とは別に内蔵型肥満になりやすいといわれているのです。
「抗肥満ホルモン」と呼ばれるレプチンというホルモンは脂肪細胞から分泌され、脳の満腹中枢に作用し食欲を抑制。
エストロゲンはレプチンの分泌を促進し、逆にレプチンはエストロゲンの分泌を抑えるという関係がありお互いに調節しているのだとか。
閉経してエストロゲンが減少すると、レプチンとの調節バランスが崩れて満腹中枢に影響を及ぼしている可能性があるのです。